佐藤天彦名人ほたる杯将棋大会

2018年10月6日・7日

長野県・辰野町民会館ホワイエ


9月13日の島井咲緒里女流二段のツイートで知ったビックイベント!

びっくりして、すぐに上伊那支部長の中村先生に電話。詳細をお聞きしました。

今をときめく佐藤天彦名人と島井咲緒里女流二段のサイン会あり、トークショーあり。そして地元中学生女子選手との公開対局!

しかも、入場制限はなく支部以外の参加もOK、サイトでも宣伝してくださいとおっしゃっていただきました。これは行かねばなりません!!

 


開会式ぎりぎりに到着!上伊那支部長のご挨拶に間に合いました!

笑顔の素敵な支部長さん。

このすばらしいイベントを開催できた喜びをちりばめた素敵なスピーチでした。

「佐藤天彦名人ほたる杯将棋大会」

名人の名を冠する大会が小さな町で行われる奇跡・・・。

入賞者の盾にもしっかり名人の名前が刻まれています。貴重です。


大会がはじまりました。

Aクラス 29名 Bクラス 34名 小学生クラス 24名の参加です。

町の大会でこれだけ集まるのはすごいこと。遠く県外からの参加も多かったようです。

「佐藤天彦名人」の名前の入った盾は誰の手に!?

 

そして「大会あるある」

こんなに各地からたくさん集まっているのに、よぉぉく知っている人と1回戦あたるという・・ね・・・

 

Aクラス Bクラスはトーナメント方式。

敗退者同士で5局指して、3局勝てば素敵な賞品がもらえるとあって大会は大いに盛りあがりました。


Bクラス決勝戦。

中学生女子が決勝進出!す・・すごい・・。

長野南信地区の女子は強いと聞いていたけれど・・・ほんとだ・・・。


運営役員の皆様はサイン会の準備に大忙しの様子。

色紙はあらかじめ書いていただいたものを事前に用意してくださってました。

名人の色紙は5種類。特別に撮影させていただきました。

 

町の本屋さんの即売会。

佐藤天彦名人の本を買うとその場でサインがいただけるとあって、用意された50冊はあっという間に完売。

小学生たちもお小遣いを握りしめて本をGET!


さて。お昼すぎには到着予定の佐藤天彦名人と島井咲緒里女流二段がまだいらっしゃいません。

島井先生のツイッターをチェックすると・・なんと、電車が事故のため遅れているとの情報が!

 

3時前には到着。車から勢いよくひらりと降りた島井先生。(運動神経、いいなあ・・)

みなさんをおまたせして申し訳ないと、会場に駆け込む佐藤名人と島井先生。

先生方到着にどよめく会場内。

若干会場内を包んでいた待ちくたびれ感が、まるで山の霧がさわやかな風で晴れるように消えていきました。


待ちに待ったサイン会がはじまりました!

何度も言うようですが、小さな町で名人と人気女流棋士が目の前でサインをしてくださるなんて、夢のようです。

ひとりひとりの目を見てお話をしてくださる佐藤天彦名人。

私は、「長野県将棋情報サイト」の名刺をお渡しするのに精一杯(汗)

「これからもよろしくおねがいします」の名人の言葉を胸に、今後も長野県の情報発信、がんばります!

佐藤天彦名人にお会いできるのも楽しみだったのですが、島井咲緒里先生にお会いしサインをいただくのも大きな目的にしていました。

島井先生は、長野市権堂将棋クラブで月に二度行われている、LPSAの女流棋士指導将棋会に何度も来てくださっています。

明るくてさっぱりした性格で話しやすく、一度お会いしたら大好きになりました。

島井先生には色紙、扇子に為書きをしていただけるということで、わくわくして並んでいると・・

気がつけば前も後ろも女性・・。島井先生は女性が惚れる女流棋士なのかも・・。

※権堂将棋クラブレポート   ※権堂将棋のまち大会レポート

 

島井先生のサイン。為書き入り!(自慢)


サイン会終了後、僅かな時間に新聞社の取材を受ける佐藤名人。

本が完売してうれしそうな本屋さんとのツーショットに応える佐藤名人。

 

実は、本が完売してしまって購入ができず泣いてしまった地元の小学生の男の子がいました。

でも、近くにいた方が買った本を譲ってくださってサイン会の列に並ぶことが出来ました。

譲ってくださったのは県外の方だったそうです。

ありがとうございました。お母様もとても感謝されていました。(伝わりますように・・・)


休む間もなく、表彰式です。

 

なんといっても特筆すべきはBクラス34名の頂点に立った中学1年生女子。

表彰式後の記念対局に出場する長野県女子中学生名人の後輩。

先輩とともに切磋琢磨しているんですね。

 

もうひとり紹介したいのは、Aクラス準優勝の清水先生!

御年80歳!県大会出場クラスの選手がたくさんいる中での準優勝!

おめでとうございます!

 

(座った席の関係で小学生クラスの優勝者が撮れませんでした。ごめんなさい)

 


佐藤名人大盤解説・島井女流記念公開対局

~島井女流VS女子中学生長野県名人~

 

おまたせしました!大盤解説会がはじまりました!

動画も撮らせていただきました。

短い動画をつなげてあります。(8分18秒)

 

★1分20秒あたりで佐藤天彦名人がぐっと近くに来るのでドキドキしてください。

★対局後のご挨拶で島井先生が権堂将棋クラブの女流棋士指導将棋会のことをお話くださっています。(嬉しかった!)


佐藤天彦名人・島井咲緒里女流二段トークショー

 

時間が押しているのでもしかしたら無理かも・・・と思ってたトークショー。

運営の方が会場にかけあい、時間を延長して開催してくださいました。

辰野町の神対応に感謝!

「将棋をはじめたきっかけ」


「負けられない対局に向けての心構え」


「良い内容の将棋とは?」


イベント1日目が終了しました。

翌日は指導対局。よろしくおねがいします!

 


2日目 指導対局

この日は地元で別のイベントがあり参加できなかったのですが、

日本棋院長野県本部管理人さんが写真を撮ってきてくださいました。

管理人さんは島井先生のご指導を受けられたそうです。将棋のプロとのはじめての対局。

緊張しただろうなあ・・・。

(長野県の囲碁サイトと将棋サイトはお隣同士、仲良しです★)

 

佐藤天彦名人、島井咲緒里女流二段、辰野町に来てくださって本当にありがとうございました!

 


「佐藤天彦名人ほたる杯将棋大会」は上伊那支部辰野道場の主催で実現しました。

辰野道場席主の小澤正美先生は、将棋の普及に大変熱心な先生です。

2017年3月に辰野道場をオープン。

この大会も「子どもたちの励みになれば・・・」と、開催に向けて大変なご尽力をいただいたと伺いました。

小澤先生、素晴らしい大会を主催していただき、感謝しています。

主管の上伊那支部の皆様、協賛の辰野町教育委員会の皆様も、参加者をあたたかく迎えてくださりありがとうございました。

 

小澤正美先生の記事が辰野町広報2017年9月号に掲載されています。(PDF・20ページに掲載)

ちなみに、辰野町広報のこの号には、ツイッターで島井咲緒里先生が絶賛されてた「松茸」の特集。さらには11ページに日本酒(小野酒造のひやおろし)が紹介されています。→島井先生のツイッター

 

辰野町は「ほたるの里」

ほたるの舞う季節にも是非お越しください。

【終】


大会の新聞記事を貼っておきます。

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信濃毎日新聞の記事

長野日報の記事

 

大会両日、ツイッターでもたくさんのつぶやきがありました。

↓ ↓ ↓

 トゥギャッター「佐藤天彦名人ほたる杯将棋大会」

 


 

写真・動画の撮影、「長野県将棋情報サイト」への掲載に関しては、佐藤天彦名人、島井咲緒里女流二段の許可をいただいております。

長野県将棋情報サイト管理人 小山